診療時間

月〜金|10:00 - 13:00 / 14:30 - 19:00
土曜日|10:00 - 13:00 / 午後休診
日・祝|休診日

インプラント手術に入院は必要?日帰りが主流!入院期間・条件・費用を徹底解説

蕨市の歯医者、蔵元歯科医院です。

 

「インプラント手術をするなら、仕事を何日も休まないといけないの?」「もしかして入院が必要?」と不安に思っていませんか?

結論からいうと、現在のインプラント手術は「日帰り」が一般的です。抜歯と同じような感覚でその日に帰宅でき、翌日からデスクワークに復帰する方も少なくありません。

しかし、お口の状態や持病の有無によっては、安全のために「1泊〜2泊の入院」を推奨されるケースも一部存在します。

本記事では、インプラント治療を熟知した専門家が、入院が必要になる具体的な条件や期間、入院した場合の費用、そして術後の仕事復帰のタイミングまで徹底解説します。

この記事を読めば、あなたのスケジュールに合わせた最適な治療計画が立てられるようになります。

 

インプラント手術は「日帰り」が一般的!入院不要な理由とは

インプラントと聞くと「大きな手術」というイメージがあるかもしれませんが、実際には多くの患者様が日帰りで処置を終えています。

なぜ入院せずに帰宅できるのか、その理由と当日の具体的な拘束時間について解説します。

 ほとんどのケースで入院が必要ない理由(局所麻酔と手術時間)

インプラント治療では、インプラント体を骨に埋める手術を行います。この手術では虫歯治療や抜歯時に使用する局所麻酔薬を使用します。手術時間は1本埋めるのであれば30分程度です。手術時間も短いので全身麻酔が必要なことはほとんどありますせん。

 日帰り手術の当日の流れと所要時間の目安

手術当日は麻酔をし効果が出てくるのを待っている間にお口・お口周りの消毒を行い、手術をしていきます。そして手術が終わったら術後の注意事項等の説明をして終わります。1本の処置であれば1時間程度で終わります。

 「日帰り」でも安全性を確保できる設備・技術

CT撮影、お口に中の状態を歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手と共有し手術中の予期せぬ事態が起きないように綿密に手術計画を立てていくことで手術時の患者様の負担を軽減できるので、日帰りでも問題なく手術できます。

 

インプラントで「入院」が必要になる3つのケースと条件

「自分は日帰りで大丈夫だろうか?」と心配な方もいるでしょう。

実は、入院が必要かどうかは「手術の難易度」と「全身の状態」で決まります。

ここでは、歯科医師が入院を勧める代表的な3つの判断基準をご紹介します。

 1. 埋入本数が多く、広範囲の骨造成(骨を増やす手術)を行う場合

インプラントを複数本埋入する場合や、骨が不足している部位に骨造成(骨移植・骨再生治療)を同時に行う場合は、手術時間が長くなり身体への負担も大きくなります。

特に、上顎や下顎の広範囲にわたって骨を増やす「サイナスリフト」や「GBR(骨誘導再生法)」などの処置を伴う場合、手術時間が2〜3時間以上に及ぶこともあります。

このような大がかりな手術では、全身麻酔下での治療を選択することがあり、その場合は術後の経過観察のために1泊〜2泊程度の入院が推奨されます。

また、複数本のインプラントを同時に埋入する「オールオン4」や「オールオン6」といった治療法も、手術の侵襲が大きいため、患者様の全身状態によっては入院管理が必要になるケースがあります。

手術後は出血や腫れ、痛みが強く出る可能性があるため、医療スタッフが常駐する環境で安静にしていただくことで、安全性を高めることができます。

 2. 重度の持病(高血圧・糖尿病・心疾患など)があり全身管理が必要な場合

持病をお持ちの方がインプラント手術を受ける場合、術中・術後の全身状態の管理が非常に重要になります。

高血圧の患者様の場合、手術中のストレスや緊張により血圧が急上昇し、出血が止まりにくくなるリスクがあります。また、血圧を下げる薬を服用している場合、術中の血圧コントロールに注意が必要です。

糖尿病の患者様は、血糖値のコントロールが不十分だと感染リスクが高まり、傷の治りが遅くなる傾向があります。そのため、手術前後の血糖管理を徹底するために入院下での治療が推奨されることがあります。

心疾患(狭心症・心筋梗塞の既往など)のある患者様の場合、手術中の心臓への負担を最小限に抑えるため、心電図モニターを装着しながらの手術が必要です。また、抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を服用している場合、出血のリスク管理のために入院が必要になることがあります。

これらの持病がある場合は、事前に内科の主治医と連携し、全身状態を評価した上で、入院の必要性を判断します。入院することで、万が一の緊急事態にも迅速に対応できる体制を整えることができます。

 3. 歯科恐怖症などで「全身麻酔」を希望・必要とする場合

過去の歯科治療でのトラウマや、歯科治療そのものへの強い恐怖心から、診察台に座ることすら難しいという「歯科恐怖症」の患者様もいらっしゃいます。

また、嘔吐反射が強く、お口の中に器具を入れられると吐き気を催してしまう方や、パニック障害などの心理的な要因で局所麻酔下での治療が困難な方もおられます。

このような場合、患者様の精神的負担を軽減し、安全かつ確実に治療を行うために「全身麻酔」が選択されることがあります。

全身麻酔下での手術では、完全に眠った状態で治療を受けるため、手術中の記憶が残らず、恐怖や痛みを感じることなく処置を終えることができます。

ただし、全身麻酔を使用する場合は、麻酔科医の管理のもとで行う必要があり、術後の覚醒状態や呼吸状態を慎重に観察するために、1泊程度の入院が必要になることが一般的です。

入院中は、血圧や酸素飽和度などのバイタルサインを継続的にモニタリングし、麻酔からの回復を確認した上で退院となります。

全身麻酔は「怖いから」という理由だけでなく、患者様が安心して治療を受けるための有効な選択肢のひとつです。歯科恐怖症でお悩みの方は、遠慮せずに担当医にご相談ください。

 

当院では入院でのインプラント治療を行なっていないので、これらの理由から必要な場合には入院できる施設をご紹介する場合もあります。

当院ではできる限り侵襲の少ないインプラント治療を行なっているので全身麻酔でのインプラント手術を行わずに局所麻酔下での治療が可能です。

 

仕事復帰はいつから?術後のダウンタイムと日常生活の注意点

手術が無事に終わっても、その後の腫れや痛みで仕事に支障が出るのは避けたいものです。

「翌日から会議に出られるのか?」「激しい運動はいつからOK?」といった、術後のリアルなダウンタイムと過ごし方のルールをまとめました。

手術当日の過ごし方:仕事や家事は休むべき?

手術後は出血、腫れの予防のため、運動、飲酒、入浴(シャワーなら可能)を控えていただきます。

痛みや腫れのピークはいつ?日常生活に戻れるタイミング

手術時の麻酔が切れてくると痛みが出るので痛み止めを服用していただきます。通常は3日以内には痛みが引いてきます。

腫れが出る場合は術後1・2日がピークで1週間ほどで腫れがひいてきます。

 術後の飲酒・運動・入浴に関する制限期間

手術の次の日からは薬は服用していただき痛みや出血がなければ、制限はありません。

入院を避けたい方へ|「静脈内鎮静法」で入院なしでも安心の手術を

「手術が怖いから入院して全身麻酔をしたい、でも長期間休むのは難しい……」そんな悩みを解決するのが、日帰りで受けられる「静脈内鎮静法」です。

入院のリスクや手間を避けつつ、リラックスして手術を受けるための最新の選択肢をご紹介します。

静脈内鎮静法(セデーション)とは?うたた寝状態で痛み・不安を解消

お薬で寝ている状態で手術ができるので、麻酔をかけて起きた時には手術が終わっています。手術が怖い方も安心して手術を受けていただけます。

日帰りで手術ができるので全身麻酔で手術をするより治療期間を短縮できます。

 

日帰りでもリスクを最小限に抑えるための歯科医院選び

当院では麻酔科医の先生と一緒に治療を行うこともあります。何か全身的に問題が起きた際にも迅速に対応できます。

そのようにチームで連携して治療に当たれる環境がある医院での治療がいいかと思います。

まとめ:インプラントの入院期間は個別の状況で決まる

インプラント手術は日帰りが主流ですが、大切なのは「期間の短さ」よりも「安全に噛めるようになること」です。

最後に、今回のポイントを振り返り、あなたが納得して手術に臨むための最終チェックを行いましょう。

一覧に戻る